手首が折れた人がやってきた。
この人はいつも急にやってくる。
まぁ俺も暇だからいいんだけどさ。
似たような境遇で
似たような誕生日だからだろうか?
知り合ったときからけっこう気にかけてくれる。
ラーメンを食いに行こうという話が
いつの間にか蕎麦を食いに行く。
蕎麦食ったり よもやま話したり
国民金融公庫とか 老後とか
運転資金とか 人件費とか
下世話な噂話とか ショボイ女の話とか・・・・
手首折れてて ひじまで固定なので
ガキみたいな食い方になってるのが
この人らしくなくて 少し笑えた。
蕎麦はびっくりするくらいうまかった。
蕎麦茶がおいしかったり
蕎麦のうまさが解ったり
手首が折れた人のヒゲに白髪があったりする。
あぁ 年をとったんだな と感じました。
