2012年10月12日

「リンゴ牛乳」生産中止 と 「りんご科」廃止

omuringo.jpg

「りんご牛乳」無くなるんだってさ。


 




オーム乳業「リンゴ牛乳」生産中止へ

 福岡県大牟田市の乳製品会社オーム乳業は11日、「リンゴ牛乳」の愛称で約半世紀親しまれてきた「オームリンゴ」の生産を年内で中止する方針を明らかにした。「販売量が少なく採算が合わなくなった」のが理由。
※引用:qBiz






うわー・・・
給食のときにどうしても牛乳が飲めないという子が
特例で飲んでいて 周りからうらやましがられたとか
高校の自販機に牛乳とコーヒー牛乳しか無かったから
生徒会がリンゴ牛乳も置け運動をしたとかしないとか
そんなリンゴ牛乳。

まぁその地特有のものだと知ってはいても、その地の人が 好んでそれを購入するかは別問題で 少子化・過疎化著しい状況では、生産ラインを維持するだけの販売数が稼げるわけもなく・・・
生産中止→復活を遂げた栃木のレモン牛乳のようになるのを願うばかり。

せめて誰か詳しい人が Wikipediaにリンゴ牛乳の項目を寄稿してくれないかな・・・




検索してたら・・・








 ◇少子化にあらがえず

 秋の味覚、リンゴの生産量全国一を誇る青森県。その半分を占める品種「ふじ」発祥の地、藤崎町の県立弘前実業高藤崎校舎には、全国唯一の「りんご科」(生徒数115人)がある。後継者を育成し王国を支え続けた貴重な教育の場。それが収穫シーズン真っただ中の今、消滅の危機にある。
 「津軽富士」と言われる岩木山のふもとに広がるリンゴ名産地、津軽平野。人口約1万5800人の藤崎町はその南部に位置する。弘前実業高藤崎校舎は町内唯一の高校で、72年に定時制から全日制に移ると同時にりんご科が設置され、06年度入学から単科募集となった。リンゴに特化したユニークな教育で定評があり入学時、生徒に1人1本のリンゴの木が割り当てられ、「マイツリー」として3年間育てる。収穫したリンゴは修学旅行先の京都市で販売し、消費者との交流を体験。町内の農家を講師に剪定(せんてい)などの実技指導もあり、地域と密着した教育ぶりだ。農への思いをつづる毎日農業記録賞の受賞常連校でもある。
 ところが今年初め、県教委が県立高再編計画案に、藤崎校舎の16年度末廃校を盛り込む方針が表面化した。県内の中学卒業予定者は少子化で13年から21年にかけて24%減ると試算、中でも藤崎町や弘前市を含む中南地区は最も減少幅が大きく、17年度までに6学級を減らすとし「他に二つの農業高が地区内にあり、町内からの進学者も少ない」と藤崎校舎を対象に加えた。教育内容は9キロ離れた農業高に引き継ぐが、「りんご科」は存続させないという。







ん〜〜〜 これも少子化か・・・
農業大事やのに。
文化や伝統や技術を継承することって すごく大事やのに。
私立高校ならいざ知らず 公立なんだからさぁ・・・

 




 地元はこうした動きに猛反発。6月に町と藤崎校舎同窓会が存続を求める5万8696人分の署名を提出。周辺自治体などの協力で町人口の3倍超に達した。計画案発表後の8月にあった県教委主催の説明会には日焼けした農家が詰めかけ「リンゴの特産地なのに理解に苦しむ」などと訴えた。「町内に限らず津軽一円から生徒を集め、定員割れもしていないのに、都合のいい数字ばかりで説明し、歴史や精神を見ていない」。同窓会会長のリンゴ農家、太田昌文さん(57)は語気を強める。弘前、青森、八戸など5市長が県教委を訪れ「地域の特性を計画に反映して」と異例の要請もしている。
 「校舎が建つ場所はリンゴの『聖地』。ここで教育することに意味がある」と強調するのは平田博幸町長。ふじを開発した旧農林省園芸試験場東北支場は誘致合戦の末に1938年、今の藤崎校舎敷地内に開設され、冷害や病気に強いリンゴの研究にあたった。ふじは交配で39年に誕生、町名と富士山にちなんで命名された。
 3年生の斉藤雄成(ゆうせい)君(18)=青森県弘前市=は説明会でプラカードを掲げて反発した。亡き祖母のリンゴ畑を継ぎたいと、さいたま市から移住して進学。卒業後はリンゴ農家を目指す。「農家の子でもないのに、リンゴを一から学べた。少人数の面倒見の良さが魅力なのに残念」と肩を落とす。
 高まる地元の反発にも、橋本都県教育長は「思いは大事だがやむをえない」と突っぱねる。“オンリーワン”の教育は消えてしまうのか。計画は11月にも正式決定される。








どうにかならんのですかね?
大学進学実績とかスポーツとかそんな目に見えるものばかりを大事にして
経費とか経営とかそんなんばっか気になって
それじゃぁ公立高校でさえ商業主義ってことですかね?
んじゃ全部私立でいいじゃん。
そうじゃないと思うんだけどなぁ。
 

 
同列に並べることじゃないんだろうけど
日本の北と南で りんごつながりってことで・・・





 


posted by イナズマジョニー at 23:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 文句とか・・・
この記事へのコメント
びっくりしました。大ショックです。地元では、牛乳は白とコーヒーとりんご、の三種類というくらい、昔はメジャーだったのに。貴重な情報有難うございました。急いで買って飲みます。
Posted by kuma at 2012年10月13日 20:16
>>kumaさん

 この1種類のラインを廃したから
 いったいどれくらいのコスト削減になるんだろう?
 なんとか残してくれないものかな?と
 わがまま消費者な俺は勝手な思いを抱くのです。
Posted by じょに at 2012年10月17日 01:14
はじめまして。
私も大牟田出身です。

リンゴ牛乳の生産中止の記事にショックです。
Posted by JUST at 2012年10月20日 09:01
>>JUSTさん

 残念です。
 返す返すも残念です。
 残念がるくらいなら
 もっと飲んどきゃよかったろーもん!
 って言われても
 残念です。
 
Posted by じょに at 2012年10月24日 02:10
いやー 高校出るまで大牟田住人でしたが
非常に残念ですね
実家に帰ったどー! という実感がある物だったのに 残るは、うまかっちゃんだけか・・・
Posted by 元勝立住人 at 2012年11月23日 14:05
>>元勝立住人さん

 少子化どころか少人口化しちゃってますから
 市場がこの近辺だけだと
 当然売り上げ規模は爆発的減少なんでしょうね。
 もっと早くに世界に飛び出していれば・・・
 
Posted by じょに at 2012年11月26日 20:35
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